Bible and me

たまたま知った聖書の言葉が、誰かの仕事や生活にも助けになりますように。


体は、一つの部分ではなく、多くの部分から成っています。
足が、「わたしは手ではないから、体の一部ではない」と言ったところで、体の一部でなくなるでしょうか。
耳が、「わたしは目ではないから、体の一部ではない」と言ったところで、体の一部でなくなるでしょうか。
もし体全体が目だったら、どこで聞きますか。もし全体が耳だったら、どこでにおいをかぎますか。
そこで神は、御自分の望みのままに、体に一つ一つの部分を置かれたのです。
すべてが一つの部分になってしまったら、どこに体というものがあるでしょう。
だから、多くの部分があっても、一つの体なのです。

(コリントの信徒への手紙一/ 12章 14節ー20節)

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聖書のなかで、大好きな場所。

仕事を通じて
「優秀な人材がいない」
と相談されることが多い。

どこかで書いたのかもしれないけど、
優秀って
非常に定義があいまいで、
よくよくひも解くと、
「自分のいうことをあれこれ言わずとも聞いてくれる」
ということに近い気がする。

経営者の中には、
「自分が従業員の生活を守るため、
こういうこともやっていて、こんなに苦労もしているのに、
従業員はそんなことも知らないし、そんなことも考えられない。」
なんていう人も少なくない。
でも、そんなことは難しいのだ。
経営者には経営者の役割がある。
リーダーにはリーダーの役割があり、
若者には若者の役割がある。
ベテランにはベテランの果たすべき仕事がある。

聖書では、上の引用の後に、この言葉が続く

「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。」 

それぞれが、
全体の一つ一つ部分として、役割を分担し、そして、
ともに苦しみ、ともに喜ぶ。

どんなチームにいるときもそんなチームを目指していきたいと常におもっている。