試練を受けた人
事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。(ヘブライ人への手紙2章18節)
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毎週水曜日、祈りの夕べというものを主催している。
そこで読んだ一節。
人生において、辛くてしんどかった時、これを他人から試練だと言われてもどうにもピンとこない事がある。
どうしても、
「あなたには、わからないよ」
という思いが奥底から持ち上がってくる。
だけど、
似たような経験をした人が、ただただ横にいるだけで、言葉はなくとも、
「この人に、いまの苦しい想いを預けたい」
と。
「自分はいつまでも不幸だ。」と思い続け、孤独な人がいる一方で、
自分が受けた試練を、乗り越えてきた経験を、いま、まさに直面している人たちの、役に立てたいと思う人もいる。
どうせならこんなとるに足らない自分も、何かの役に立ちたい。
そのための試練であれば、乗り越える事が出来る日が来るまで前向きに向き合っていたい。
そう思いつつ、神さまっておちゃめで意地悪だな。
早く楽にしてくれたら良いのに。
と強く思う。