Bible and me

たまたま知った聖書の言葉が、誰かの仕事や生活にも助けになりますように。

舌は火

同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたちの体の器官の一つで、全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます。あらゆる種類の獣や鳥、また這うものや海の生き物は、人間によって制御されていますし、これまでも制御されてきました。

しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。
 
(ヤコブの手紙3章5〜7節)
 
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ヤコブさんが、手紙の中でわざわざ舌は火だと書いたのはきっと初期の教会も、うわさ話やある事ない事で苦労したんだろうなと、想像する。
 
自分に振り返ってみると、
ごたぶんにもれず
随分と言わなくてもいい事を言い、聞かなくてもいい事を聞き他人を傷つけ、傷つけられてきた気がする。
 
沈黙は金なりという言葉もある通り、古今東西、昔から舌にまつわるトラブルは尽きない。
どういう時に喋りすぎてしまうのか?
考えてみると、
良くも悪くも自分を(自分の言いたいこと)をもっともっと伝えたいときだ。
自分に対する承認が足りない(およそ足りないと感じるのは自分だけだけど)と喋りすぎる。
 
そんなときは、
全部神さまがわかってくれている。見ててくれている。
そう思うだけで
多分
その舌が
余計な活動をやめるはず…
 
今年は、自分の火消しをしなくて済むように過ごしたい。