Bible and me

たまたま知った聖書の言葉が、誰かの仕事や生活にも助けになりますように。

クリスマスから12日

          イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」

 (マタイによる福音書/ 02章 1-2節)

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          1月6日は、クリスマスから12日目だそうだ。この日を、僕が通う聖公会では顕現日と呼ぶらしい。

 

          イエスの存在が世界に知られた初めての日。を記念する日で大切な日であるとのことだ。

小さな頃からなんどもなんども聞かされてきたこの博士の訪問シーンについて当初はまったく意味がわからなかったのだけれど最近はすこしわかってきた気がする。

自分たちの文化(信仰)と違う文化(信仰)との和解を示唆しているらしい。

家庭の中で身近だったキリスト教だけど、学校の中での印象は、

 歴史で学んだ十字軍や魔女狩り、ローマ帝国との結びつき。決して良いイメージを抱けなかった。

憲法で保障された信教の自由があるのに幼児洗礼までされて、なんと居心地が悪いのだ。と、毒づいていた。

でも、キリスト教の始まりの始まりが、東方の三博士にあるとするならば、この部分の物語から感じるエッセンス

何か、ちがった価値観を尊重しつつ受け入れたり、良いものをすばらしいものをただ知りたくなったり、知ったことを広めたりそんなふうに受け継がれていくものが信仰というのなら

 こういう信仰を持つことは悪くない。